2014.12.07 社会デザイン学会講演会・パネルディスカッション「幸福論から考える子どもの現在」 にパネラーとして参加。
2014.12.07 立教大学21世紀社会デザイン研究科・社会デザイン研究所主催、社会デザイン学会共催の講演会・パネルディスカッション「幸福論から考える子どもの現在」 にパネラーとして参加しました。
広岡守穂さんの基調講演「むきあうこと、ささえること~人口問題と少子化対策をこえて」
広岡さんと北山晴一先生の対論「幸福論から考えるこどもの現在」、
パネラーによる報告とパネル討論「欧州で近代のこどもの概念がどのように形成されていったのか」(長谷川まゆ帆さん)、「同性カップルにおけるこどもの存在」(石坂わたる)、霊長類の行動発達学の視点から見たこどもについて(竹下秀子さん)(討論にはひろおかさんと北山先生も参加)
といった形でした。
私からは、
- LGBTの中でも「T]の方に関わる性同一性障害特例法による「子なし要件」の変遷
- 海外のL・G・Bによる同性カップルが養子をとって育てることができる国とそうでない国の状況
- 日本の養育家庭制度から多くの同性カップルが制度上除外され、一部基準を満たす場合にも実態として中々制度が利用できない状況
- 現にカップルで子育てをしているレズビアンマザーなどの現状と、その「実態としての家族が法的に保証がないことについて今後起こりうる問題
について話をさせていただきました。
パネル討論では其々立場の異なるパネラーとのやり取りの中で、多様な家庭が当たり前であり、多様な家庭の存在受容される社会が、子どもにとって幸せなのではないかという話などが展開されました。