たつのこ通信39号
今回のたつのこ通信は、任期半ばをまぢかに控えたタイミングということもあり、通常よりも広い範囲にお届けさせていただいております。 今後も購読をご希望される方はお知らせください。
私たちは今、自分自身の生活を守りながらも、同じ地域でくらす人や、(子どもを含めて)選挙に参加して行政に意思を表明することができない人々、また未来に中野区にくらす人々の生活をいかに守ることができるか、という難しい課題に真剣に取り組むべき時に差し掛かっています。
2021年(令和3年)は、withコロナ時代となって初の予算審議(新型コロナウイルスへの対策の費用などの支出の増と所得減や失業者増などによる税収の減が見込まれています)、中野区の将来を形づくる区の基本構想や基本計画の策定、施設の維持・建替え・統合・廃止などの計画の検討が目白押しです。
目の前の危機や不安に対応しつつ、誰一人として置き去りにされたり、不安や孤立が見捨てられたりすることがないように、将来にむけた持続可能な地域の姿や区民ひとりひとりが将来に安心して希望を持てる地域のあり方をしっかり考えなければならない状況となっています。
ひたすら成長を続ける経済や拡大可能な自治体財政は期待できない中、人口減少、感染症、災害、景気変動などの危機に備えつつ、ゆとりや希望や安心を分かち合い、支え合える社会をみんなで一緒に考え創っていきましょう。