たつのこ通信40号
昨年の予算審議で指摘をした点も改善されず、やむなく2年連続で予算案に反対をしました。
議会の構成が大きく変わった前回の区議会議員選挙から2年がたちました。
自民・立民・公明・共産・都ファの各会派が賛成する一般会計予算案に無所属議員の半数が反対する状況や、立民・共産と、自民・公明・都ファが対立した区の基本構想案に関して無所属議員がキャスティングボードを握ることになり、1票差で可決という状況が生じました。
政治信条、政治手法、議案への賛否の傾向が各自異なる無所属ですが、党利党略ではない対話や、意見が一致した無所属議員同士の連携などは進めて行きたいと思います。
令和3年度中野区一般会計予算案に反対をいたしました。(介護保険などの各特別会計の予算案には賛成を致しました)
反対理由:①2年連続で予算案に直近の委員会で議論した内容と異なる箇所があり、すでに実施しないことが決まった事業が含まれた予算案になっていること。②「調達ガイドラインに反する調達があったとしても、ガイドラインのほうを変えてしまえば問題がない」と解される発言が区長部局からなされたこと。③生活保護課で偽装請負が疑われる記録が存在していること。④区民分科会にて区民部予算への質問に対して区民部の管理職が回答できず、十分な審議ができなかったこと。
採決の結果:無所属の4名が討論を行った上で反対をしましたが、全ての会派と他の無所属議員が賛成し可決しました。
中野区基本構想案に賛成をしました。
今後の区政運営の大元となる構想案を字義通りに読み取った際に大きな問題はなく、基本構想を具現化していく基本計画の内容には不安な点がありつつも、両者は切り離して考えるべきと考え、賛成をしました。採決の結果、1票差での賛成多数で可決となりました。